良質な求人を見つける大事なポイント

仕事探しを始めるとき、まずチェックするのは転職サイトではないでしょうか。多くの求人情報を一度に確認できるため、非常に便利なツールですが、そこに書かれている情報をすべて鵜呑みにするのはとてもリスクが高いといえます。

社会において、退職の理由として多いのが、職場の人間関係にまつわるものです。そのため、仕事探しをする上は「どんな社風か」というのを確認しておくことが必要です。

しかし、転職サイトでは主に企業の大枠や大体の仕事内容、福利厚生など条件的な側面を記載している場合がほとんどです。職場の内情を知るなら、他の情報ツールを駆使して詳しく探るようにしましょう。

近年、社員のインタビューを掲載している企業HPが増えていますが、それが参考になるとは限りません。基本的にそうした広報的な役割は、企業側に対してポジティブな意見を持っている社員が選ばれているものです。

では、一体どうやって会社の中身まで調べたら良いのでしょうか。「企業名 評判」でインターネット検索すると、社員の口コミが見られるサイトがいくつかあrます。そこをチェックするのも一つの方法です。ただ、回答者数が100名に満たないような場合、情報の信憑性が薄れるため注意が必要です。

他には、その企業の求人がどのくらいの期間掲載されているかをチェックすることも一つの判断基準になります。いつ見ても掲載が続いていたり、掲載期間終了後も更新や新着として求人が出ていたりと常に募集が続いている場合は、社員の定着が良くない可能性が高いといえます。

このように確認していても、本当に自分に合うかは入社してみないと分からないものです。そんな中でも、出来る限り天職に近い職場を探し出したいのなら、自分がどんな仕事をやりたいのか、どんなスキルを身につけたいのかをしっかり考えた上で、情報を吟味して仕事探しをすることが大切です。